case studies

クオリプス株式会社様
エアバリアブースを導入

 クオリプス株式会社様が新設した、研究施設を兼ね備えた商業用細胞培養加工施設(名称「CLiC-1」:Cuorips Labo-integrated Cell Processing Facility for Advanced Therapy-1st)に、『エアバリアブース』をご採用いただきました。この施設では、現在大阪大学で実施中の重症心不全に対する医師主導治験のための治験製品製造を行うとともに、3年後の上市に向けた商用製造が行われる予定です。

【CLiC-1設計コンセプト】
1. 効率的かつ生産性の高い生産プロセス開発と実生産を実現するラボ一体パッケージ型のワンストップな製造施設
2. 高度な局所制御技術(『エアバリアブース』)を活用した効率的かつ安定的な大量培養を実現する施設運用
3. 複数プロジェクトの同時進行における交差汚染防止設計

overview

導入目的

治験製品製造及び商用製造

製造品目

iPS細胞由来心筋細胞パッチ製品、その他受託製造品目

規模

約1,000㎡(内、iPS細胞由来心筋細胞パッチを含む大量培養用培養室にエアバリアブースを導入)

運用開始

2020年8月

設置業者

ダイダン株式会社

user’s profile

クオリプス株式会社

本社

東京都中央区日本橋本町3-11-5 日本橋ライフサイエンスビルディング2 507

細胞培養加工施設所在地

大阪府箕面市船場東3-4-17 箕面千里ビル9F

設立日

2017年3月21日

ウェブサイト

https://cuorips.co.jp/

主な事業内容

iPS細胞由来心筋細胞シートの開発・事業化、CDMO事業

事業紹介

クオリプス株式会社は、2017 年 3 月に大阪大学の技術・研究成果をベースに、iPS 細胞由来心筋シートの開発・事業化を目的に設立された大阪大学発のベンチャーです。
iPS 細胞由来心筋細胞シートの製造方法に関する研究開発を推進し、さらに効率的な生産技術を確立して、世界に先駆けて再生医療等製品として製造販売承認を取得することを目指しています。また、同製品で培った技術力をベースにCDMO事業を展開しています。